オレンジといえば、太陽をたっぷりと浴び、太陽の色をし、その情熱的な見た目はいかにも元気を与えてくれる感じがしますね。オレンジの精油にはタンジェリン、ビターオレンジ、スウィートオレンジ、ブラッドオレンジがありますので、好みにより選ぶといいですね。
オレンジの香りは、ストレスや緊張を緩和し、リラックス効果をもたらすとされています。このため、オレンジのアロマを使用することで、気持ちを落ち着かせることができます。オレンジのアロマは、消臭効果があります。部屋の空気をリフレッシュさせたいときに、オレンジのアロマを使用すると良いでしょう。オレンジの香りには就寝を促し、寝起きをすっきりさせる効果があるとされていますので、睡眠障害などで困っている場合には使ってみたらいいかもしれません。オレンジのアロマは、気分を活性化させる効果があります。特に、朝起きたときや、仕事や勉強の合間に使用すると、気分が切り替わりやすくなるとされています。オレンジの香りは消化器官を刺激し、消化液の分泌を促します。食欲不振や消化不良、便秘、などの胃腸トラブルの改善が期待できます。他に下痢、過敏性腸症候群、鼓腸 などにも。オレンジのアロマにはホルモンバランスを助ける働きがあるとされています。ホルモンの減少やホルモンバランスの乱れなどがアロマの働きにより整うことで婦人科系の不調の予防にも繋がります。また、生理周期中に経験する痛みや不快感である月経痛やPMS（月経前症候群）のつらい症状がある時、痛みの抑制や感情の高ぶりを鎮め緊張の緩和や心身を温めてくれる作用があります。
オレンジのオイル成分には抗酸化作用があることからエイジングケアにとっても効果があるとされていています。ビタミンCも多く含むため、シミの原因となるメラニンの生成を抑制し、炎症作用・抗感染症作用などもありニキビケアなどのスキンケア用品にも使用されています。しかし、オイルを直接使用するなどした場合には皮膚の炎症などの心配がありますので、注意が必要でしょう。オレンジのアロマにはエネルギーにとっても良い効果があり、エネルギーの循環を良くしてくれます。その結果、考え方に柔軟性を与え、楽観性と楽しむ感情を与えてくれます。また、心の中に残る負の感情やトラウマを癒します。過去の経験や出来事が、現在の感情や行動に影響を与えているような場合にはオレンジのアロマが手助けをしてくれるかもしれません。
