気象病という言葉が近年よく聞かれるようになってきました。気温や気圧など“気候”の変化によって引き起こされるさまざまな症状の総称です。しかし、ヒトを対象とした研究は少なく、引き起こすメカニズムも明らかではないと言われているのです。天気の変化が誘因となる症状の中で最も多いとされているのが頭痛です。頭痛(片頭痛)は頭の片側に起こることが多く、ときには寝込むほど強い痛みを感じることがあります。場合によっては日常生活に支障をきたすほどの痛みが生じることもあるようです。症状に対する治療薬としてはアセトアミノフェンやロキソプロフェンといった、市販薬と同じものが使われることもあります。症状が強い場合にはトリプタン薬といわれる処方薬が用いられます。
気象の変化による症状は頭痛だけではありません。めまい、耳鳴り、肩こり・首こり、疲労感、吐き気といった身体に関する症状以外に気分の落ち込み、イライラ、やる気が出ない、眠気などメンタル面の症状もあります。
具体例としては
何故か気圧が変化すると鬱になって飲みたくないお酒を飲みたくなり自己嫌悪に陥ってしまう。
天気が変わると体がだるくなったり吐き気がしたりする。天気が悪い日が続いているので、ずっと辛くて、ついに過呼吸になってしまった。
低音障害型感音難聴になってから気象病の症状が辛くなったなどがあります。なかには天気が良くなる時にも体がだるくなる場合もあります。
気象病の他に寒暖差アレルギーと呼ばれるような症状もあり、秋から冬にかけての時期や春先などの季節の変わり目は、1日の寒暖差が大きくなりますよね。このような時期の寒暖差によって起きるくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状を寒暖差アレルギーと言います。花粉症や風邪の症状が主です。
さて、お気づきの方もおられるかと思いますが、気象病というのは正式な病名ではありませんが、昔から多くの人が感じていた気候の変化による体の不調を表す言葉として近年認知され、広まっているだけの話だったりするわけです。
気象病ですらも昔から言われているにもかかわらず、未だに科学的に明らかに出来ていないわけです。よって、チャクラの詰まりによる不調、エネルギーの滞りや乱れによる体調不良などについても科学的に解明されるまでにはかなり時間を要することでしょう。
そして、何よりも気象病と言われるような症状はエネルギーフィールドやチャクラの不調和が原因になっている可能性も十分考えられますので、エネルギーヒーリングも症状を癒すための選択肢に入れてもよろしいかと思います。