フラキンセンスには、炎症を抑制する作用があるとされています。このため、関節炎や筋肉痛などの炎症を伴う症状に対して、緩和の効果が期待されています。特にリウマチの緩和に昔から使われているそうです。フラキンセンスの香りは、心を落ち着かせ、リラックスさせる効果があります。また、うつ病や不安障害の治療にも効果があるとされています。抗酸化作用もあるため、老化やシミ・シワなどの肌トラブルの改善に効果が期待されています。フラキンセンスの香りは、瞑想の深化を促す作用があるとされています。瞑想中にフラキンセンスの香りを嗅ぐことで、心を静め、集中力を高めることができます。スピリットの世界へのつながりを助けます。フラキンセンスは、宗教的な儀式や神秘的な実践において、古くから使われてきました。
古代エジプトでは、フラキンセンスがミイラ作りに使用されていたとされています。ミイラを作る際には、遺体を乾燥させ、防腐剤として塗りこむ必要がありました。フラキンセンスには抗菌作用や防腐作用があるため、古代エジプト人たちはこの香りを利用して、遺体を防腐することにしました。
また、フラキンセンスは、古代エジプトの神聖な儀式においても使用されていました。神殿での儀式や埋葬の際に、フラキンセンスが燃やされ、神聖な香りを放ちました。肌にも良いことから、クレオパトラがフェイシャルパックに使っていたという記録があります。また、キリスト教の聖書にも、フラキンセンスが登場します。マタイによる福音書には、東方の三賢人がイエス・キリストを訪ねた際に、金、没薬、フラキンセンスを贈ったという記述があります。
現代でも、フラキンセンスはヨガや瞑想などの実践において利用されています。このような実践においては、フラキンセンスの香りは、精神を落ち着かせ、深い静けさを促します。心の浄化や神聖性を高めるのです。
フラキンセンスは上記のように歴史的に神聖な儀式や瞑想などに使用されてきただけあってやはり第７チャクラ、クラウンチャクラのエネルギーに対応するとされています。クラウンチャクラは、人間の最高位のチャクラであり、霊的なエネルギーを司るとされています。フラキンセンスの香りは、このチャクラを刺激して、神聖なエネルギーを高める効果があるとされています。
