古代エジプトでは、サイプレスが聖なる木として扱われていました。エジプト人は、サイプレスを棺や船、神殿の柱などに利用していました。また、サイプレスの葉や枝を燃やして焚くことにより身体を清めることにも使われたそうです。
キリスト教において、サイプレスは聖書に何度か登場しています。キリストが処刑される際に使われた十字架は、サイプレスの木で作られていたと伝えられています。そのため、キリスト教においては、サイプレスは死と弔いを象徴する木としても扱われています。ヨーロッパでは、サイプレスの木が聖職者や王侯貴族の邸宅や教会の庭園などに植えられ、庭園や公園において、聖なる木として愛されてきました。クリスマスツリーにも糸杉が使われていますし、ヴァン・ゴッホは糸杉を好んで描きました。
そのようなサイプレスのアロマオイルはリラックス効果があるため、ストレス解消に効果的です。サイプレスのそのウッディな香りは不安感やイライラする気分を抑えてくれるので、安眠にも使われます。また、呼吸器系や循環器系のトラブルにも有効で、鎮静効果があると言われているので、咳や喘息の持病で苦しまれているような方には助けになるかもしれません。サイプレスは抗菌作用もあるため、ニキビや肌荒れなどの症状を緩和することができるので、スキンケア製品などにも利用されています。サイプレスは筋肉痛や関節痛の緩和にも役立ちます。このため、マッサージオイルなどにも使用されています。
サイプレスは第4チャクラ(ハートチャクラ)のエネルギーに対応します。その木々が枝を広げ、大地と空を繋ぐようなイメージから、広い愛と共感、自己肯定感を与えるとされています。愛する人との死別の心の悲しみを癒す際にも使われます。