ジャスミンの歴史は古く、古代エジプトまで遡ります。クレオパトラはジャスミンの香りを愛していたと伝えられています。そんなジャスミンは、アラビア語で「ヤスミン（小さな月光）」を意味し、月明かりの下で、月光のように咲く様子から由来しています。 インド北西部が原産地で香水産業の重要なオイルでもあり、フランスのグラース地方ではこのオイルを中心に産業全体が発展しました。 ジャスミンの花約1トンから約1ｋｇしか抽出できない貴重な精油で、甘く濃厚でエキゾチックな香りが魅力です。
さて、そんな ジャスミンの香りは、リラックス効果があります。心地よい芳香が心を落ち着 かせ、ストレスや不安を緩和すると言われています。リラックスした状態に入ることで、心身の疲れや緊張を和らげる助けになります。また、ジャスミンには抗うつ作用があります。香りを嗅ぐことによって、気分をリフレッシュし、ポジティブな感情を促進する効果が期待され ます。気分の落ち込みや憂鬱感、孤独感を軽減する助けになるでしょう。ジャスミンの香りは媚薬としても古くから使用されてきた歴史があり、セクシャリティを高めたり、月経痛や更年期のトラブルにも作用します。また、出産の痛みの緩和や産後のケアにも良いとされており、女性にとってジャスミンの香りは心強い存在と言えます。さて、ジャスミンのアロマオイルは、主に、丹田あるいは骨盤の下部に位置し、生殖器や腰の近くにある第2チャクラ（セイクラルチャクラ）のエネルギーに働きかけるとされています。第2チャクラは、オレンジ色を象徴します。創造力、情熱、セクシャリティ、感情、など、人間の感情的な部分に関連しています。上記にもあったようにジャスミンの香りは第２ チャクラでも特に性欲を高めたり、情熱を失ってしまっている性欲を刺激することに長けていると考えられています。
