ヤントラ瞑想とは、神聖な幾何学模様・図形を見つめながら行う瞑想のことです。この模様をヤントラと言い、このヤントラは神の姿を模様・形にしたものであると言われています。神聖幾何学と呼ばれる場合もあります。日本でいうところのお札・護符に近いイメージといえます。ヤントラ瞑想では、ヤントラを見つめることで心身のバランス、7つのチャクラを整えます。マントラ(真言)を正しい発音で唱えることができない時にも、ヤントラは大いに役立ちます。
ヤントラ瞑想はインド古来より行われていて、心を落ち着かせ、ストレスを解消する効果があります。また、集中力を高め、創造力を高める、内なる静けさ、直感力の向上、エネルギーのバランスの回復などの効果が報告されています。また、ヤントラは神聖なシンボルであり、ヤントラ瞑想はスピリチュアルな成長や自己啓発の手段としても利用されています。
ヒンドゥー教徒の間では、家や事務所などの場所にヤントラを飾ることが一般的です。これは、その場所に神聖なエネルギーや保護をもたらし、幸福や繁栄を引き寄せると信じられているからです。また、寺院や礼拝所などの宗教的な場所でも、ヤントラが頻繁に使用され、目にすることができます。これは、神聖なエネルギーを増幅させ、信仰と瞑想の場をより一層特別なものにするためです。
ヤントラ瞑想に使われるヤントラは、本屋さんやインターネット、パワーストーンショップ、スピリチュアルショップで購入することができます。