ヒノキは、日本や一部のアジア地域で自生する針葉樹の一種であり、木材やエッセンシャルオイルとして広く利用されています。ヒノキは日本の伝統的な建築や家具において重要な材料とされてきました。ヒノキは神聖な木として社寺建築としても用いられています。日本 人にとってはヒノキ風呂や入浴剤、ヒノキの材木をふんだんに使った家など、ヒノキはとても馴染みのある木と言えるのではないでしょうか。
ヒノキのエッセンシャルオイルは、特有の木の香りを持ち、アロマセラピーの分野で幅広く使用されています。ヒノキの香りには、リラックス効果やストレス軽減効果があり、心を落ち着かせる効果が期待されています。そのため、ヒノキのアロマを使用することで、リラックスした状態や癒しの空間を作り出すことができます。
また、ヒノキの香りには、抗菌・消臭効果もあるとされています。そのため、ヒノキのアロマを使用することで、空間の清潔さを保ち、室内の不快な臭いを軽減することができます。
日本においてヒノキで有名なところは木曽、そして和歌山県の熊野です。神秘的で霊性スピリチュアリズムをとても感じる熊野地方に広がる山林に香りや雰囲気の特異性があることが地元の人たちには特に知られてきました。そんな熊野産のスギとヒノキから作られる精油には 脳機能の改善にまつわる有効成分を持つ機能性香り分子「アセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害剤」が存在することが分かったというのです。この分子の働きにより、認知症が抑制されるといいます。
物忘れの進行も遅らせることができるのではないかと言われるこの分子が含まれているのは驚くことに熊野のヒノキ以外ないそうです。すごいですね。
この科学的根拠は近畿大理工学部の宮澤三雄名誉教授によって示されました。
この熊野のヒノキのアロマオイルは新宮市のエムアファブリー社様にて製造されていて、このアロマの香りを嗅ぐと頭の中がものすごくスーッとして脳内が再生するような感じがして、実は私自身も愛用している香りです。認知症予防に効くというのも「ホンマやなあ」と思いますね。