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アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダとして知られている古代インドの医療システムは、心身の健康において「自然」でホリスティック(体系的)な方法を重要視する古代の文献を基にしています。五千年の歴史をもつインド・スリランカ発祥の伝統医療です。ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)、中国医学と共に世界三大伝統医学の一つに数えられます。

アーユルヴェーダとは、サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)を組み合わせた「生命科学」という意味です。

アーユルヴェーダ医学は、世界で最も歴史のある医療体系の一つで、インドの伝統的医療システムの一つとして受け継がれています。アーユルヴェーダの治療は、自然の産生物である植物を主に用いて、時には動物、鉱物、金属を使用する場合もあります。さらに食事療法、運動、生活習慣を組み合わせて行われます。アーユルヴェーダに使用される製剤には有毒な金属であるヒ素、鉛、水銀などが含まれている可能性があるのが注意点として指摘されています。およそ24万人のアメリカ人の成人がアーユルヴェーダ医学を利用しています。

アーユルヴェーダにおいては体内にはヴァータ(体内の動き運搬排泄に関する)、ピッタ(体内の消化・代謝に関する)、カパ(体内の結合・同化・免疫に関する役割)と呼ばれる3つのエネルギーがあって、そのバランスが崩れると病気になり、整うと身体が本来の状態を取り戻して健康的になると考えられています。この3つの要素(エネルギー)をドーシャといいます。

ヴァータのバランスが崩れると、生理不順、腰痛、冷え、肩こり、肌の乾燥などの他に集中力の欠如、不安、悲哀、心配、絶望感など精神的な症状が起こります。行動に落ち着きがなくなり、衝動買いなども増えると考えられています。

ピッタのバランスが崩れると湿疹や蕁麻疹などの皮膚病、肌トラブル、胃腸の疾患、眼の充血、肝臓疾患、下痢などが生じ、イライラしてすぐに怒る、批判的になるなどの心理的な不調をきたすと考えられています。

カパのバランスが崩れると、肥満、身体のだるさ、むくみ、気管支炎、ぜんそく、鼻炎、関節痛、思考低下、抑うつ状態、物事への執着などが生じると考えられています。

アーユルヴェーダで用いられる物の中で日常的に取り入れられるのがハーブとスパイスであり、重要なものといえます。というのも、アーユルヴェーダは病気の治療ではなく、心身の状態を整えておくことにより病気を予防し、健康的な状態を維持増進することを考えるからです。医食同源といわれるように、食事とともに摂取されるハーブとスパイスはアーユルヴェーダに欠かせない要素と言えるでしょう。実際にアーユルヴェーダにおいてはすべての食べ物や植物はドーシャ(体内エネルギー)に働きかけると言われています。

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