日本では古来より死神という、人に取り憑いて災いをもたらす存在が信じられています。
「あの英雄はきっと神様になって人々を導いてくれている」というような神霊の真逆の存在といった感じでしょうか。悪霊やサタンなどという呼ばれ方もしますし、屋敷に住まう死神を地縛霊などとも呼んでいますね。この屋敷あるいはその土地に存在する死神の脅威や数々の伝説が語られる場所を心霊スポットなどと呼んでいます。実際に、その様な場所を訪ねてから精神に異常をきたしたり、自殺あるいは事故に遭ったり、不運が続くようなこともあるそうです。他に、山を登山しているときに死神に取り憑かれて遭難に遭っただとか、事故に遭ったなどと言う話は昔からよく聞かれる話なので、信仰心のある人はちゃんと登山の前には無事を祈りますよね。死神というのは恐ろしいものになってくると、人に幻覚や錯覚を起こさせるようなことは朝飯前だと言われていて、特に死ぬべき原因や理由がない人であっても死に導くという話もあります。なので、何か憑き物にやられている、死神に憑かれたような感じがするようならお寺や神社などで祓ってもらった方が良さそうですね。本日は死神についてでした。