エネルギーヒーリングあるいはスピリチュアルヒーリング、各種健康法に興味がある人ならば、一度はプラーナという名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
それではプラーナについてご説明いたします。プラーナ(Prana)とは、サンスクリット語で「生命エネルギー」または「普遍的なエネルギー」という意味を持ちます。プラーナは、ヨガやアーユルヴェーダなど、古代インドの伝統的な医学や哲学において重要な概念であり、人間の身体や精神にとって必要不可欠なエネルギー源とされています。
プラーナは、呼吸や食物、水などを通じて摂取され、身体に取り込まれます。そして、身体の機能や運動、感覚、思考、感情などのすべての活動に必要なエネルギーとなります。プラーナは、身体の中で、主に「プラーナ・ヴァーユ」(呼吸によって運ばれるエネルギー)、「アパーナ・ヴァーユ」(排泄や出産などの運動に関連するエネルギー)、「ウダーナ・ヴァーユ」(音声や表現に関連するエネルギー)、「サマーナ・ヴァーユ」(消化や代謝に関連するエネルギー)、「ヴィヤーナ・ヴァーユ」(身体の全体的な調和と調整に関連するエネルギー)の5つの異なる形態で存在します。
プラーナのバランスが崩れると、身体や精神の不調や病気が引き起こされる可能性があります。したがって、ヨガやアーユルヴェーダなどの伝統的な療法では、プラーナのバランスを調整するためのさまざまな方法が用いられています。これには、呼吸法、瞑想、アーサナ(ヨガのポーズ)、食事、マッサージ、ハーブ療法などが含まれます。
要するに、日本で言うところの霊気、気、生気、元気がプラーナに該当することになると思います。霊気の状態によって精神が不安定になったり、体調不良が起きたりしてしまいますよね。この霊気を自分で整えるというのはなかなか難しいと思いますので、そのような時にはヒーラーに調整してもらいます。