理事長挨拶
2021年にWHOが発表したデータによりますと日本の平均余命は世界一で、女性85.3歳、男性78.4歳。 健康寿命も女性77.7歳、男性72.3歳で第1位となっています。
これまでの日本社会におきましては世界一の寿命はすなわち経済と医療が充実している健康的で幸せな社会だというような認識が一般的でありました。しかし、QOL(クオリティ オブ ライフ)の側面から見ますと必ずしも豊かではないという声がだんだんと増えてきており、今ではこれまで当たり前のように行われてきた延命治療や過剰医療、きつい副作用や痛みを伴う医療行為は問題になりつつあり、日本においてもようやく初歩的ながらも健康や生き方、さらには死生観について考えられるようになりました。
しかし、欧米の先進国において進んでいるストレスコントロールやメンタルヘルス(心の健康)への取り組みにおいては遅れているのが現状だと思います。さらに、科学立国であるイギリスにおいてはエネルギーヒーリングが代替医療として国家による保険適用がなされるなど、その未知なる可能性を追及する姿勢は日本も大いに学ぶべきではないでしょうか。実際にエネルギーが人の心と健康に様々な影響を及ぼし、エネルギーを調整することにより多種多様な症状が回復する事例が数多く報告されております。このような人の持つエネルギーが人に作用することにより症状の良化を引き起こす仕組みは未知の領域でありましたが、近年登場した物理学の量子力学において科学的にも起こり得ることがわかってきました。
よって、元来からあるエネルギーヒーリングは太古の昔からある治療法であると同時に最先端の治療法でもあるという何ともこれほど面白くてわくわくする療法というのはなかななないのではないでしょうか。特定非営利活動法人ヒーリングセラピー研究所におきましては自然あるいは人間の持つ癒しの可能性を追及し、とりわけエネルギーヒーリングを通じて人が人を癒すことを広く普及していくことを目指しております。さらに、そこから様々なヒーリング療法を探査追及していき、良いと感じたものがありましたら柔軟に取り入れて普及していくことを考えております。とにかく、今の時代には癒しが圧倒的に足りません。皆様、ともに癒しを広げていきましょう。