逆流性食道炎は胃の中の胃酸が食道に逆流することで胸やけや胸のあたりのもたれを感じたりする病気です。
食後に胸やけがしたり、飲食した翌朝は胸の辺りがもたれたりする方は逆流性食道炎の可能性があります。
逆流性食道炎が起こる原因として、食道と胃のつなぎめにあたる下部食道括約筋が胃液の逆流を防いでるのですが、この筋肉が加齢などによってゆるみ、胃の中のものが簡単に食道に戻ってきてしまう為です。
なので高齢者の病気と考えられていたのですが、最近は若い方にも増えています。
加齢や食生活、飲酒・喫煙、肥満・便秘などが主な原因と言われていましたが、逆流性食道炎はストレスとも深い関係があると分かりました。
胃酸の分泌は自律神経で調整されているので、ストレスは胃酸の分泌量やタイミングを変化させます。これによって逆流性食道炎の発生に影響があると考えられています。
その為、原因を特定することが難しく長い期間この症状に悩まされる方が多いです。